車の廃車手続きはいつまでにすべき?とい疑問に思いながらも、ズルズルと時間ばかりが流れてしまうと、毎年4月に新たな年度の税金を課税されてしまいます。その課税リスクを回避するために大切なことは、廃車手続きを行うべき時期と、税金や保険で戻ってくるお金の理解です。

廃車手続きはいつまでにするべき?
廃車手続きは『3月末』までにするべきです。4月になると年度が変わり、新たに自動車税が課税されることになり、既に乗っていない車や廃車予定の車を所有していると損してしまうことになります。
それだけでなく、廃車手続きをしないまま放っておくと、任意保険のような加入義務のないサービスにお金を払っていることを忘れてしまうことにもなりかねません。
どのタイミングで購入した車であっても、税金が課税されるタイミングは、必ず4月なので廃車手続きにいくなら窓口が混む3月末ではなく、上旬までには手続きをすることをおすすめします。
廃車手続き自体は1日で終わるのですが、個人所有の車の場合は「市役所」、法人名義の車の場合は「法務局」へ出向いて必要書類を揃えなくてはならないので、2日は必要になると考えて余裕を持って行動するのがよいでしょう。
参考になる記事
3月末より前に廃車すれば還付金もある
車の廃車手続きをするのは『3月末』までとお伝えしましたが、何も3月末まで待機する必要はなく、早ければ早いほど課税のリスクを回避することができます!また、車に課されている税金等には下記の3種類がありますが、年度内の廃車手続きを行うと3月末までの残りの期間を計算した還付金があります。
- 自動車税
- 車両重量税
- 自動車損害賠償責任保険
本サイトでは、自動車税の還付金額がわかる早見表、車両重量税の還付金額がわかる早見表、自動車損害賠償責任保険の返戻金額がわかる早見表の3つを公開しています。
もう乗らない車や、動かなくて乗れない車など、置いているだけで戻ってくる還付金や返戻金の額が下がってしまいます!3つの早見表を参考に、ご自身のスケジュールを確認しながら、損せず得を取れる時期に廃車手続きを行ってください。
▼注意点
軽自動車の場合、自動車税が年税計算による課税なので、自動車税のみ還付金が発生しません。
まとめ
いかがでしたか?車の廃車手続きで損しない限界の期日が『3月末』でしたね。普段から様々な税金について意識している人ならわかることですが、車のことまでは頭に入っていない人の方が多いのではないでしょうか。
廃車する時期という盲点を忘れてしまうと、たったそれだけで何万円ものお金を受け取れなくなってしまったり、課税されて余計な出費に驚くことになってしまいます。
車は所有者に管理責任がありますので、不要になった車は廃車して、何かが起こることを未然に防止することをおすすめします。特に無駄なお金を使わぬよう、最低限3月末までには廃車手続きすることだけは忘れないようにしてください。

みんなの質問箱
車の廃車が専門の当社には、日々多くの質問が寄せられます。その質問の中から、特に需要が多い質問と専門スタッフによる答えをまとめてあるのが「みんなの質問箱」です。
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