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ナンバーありの放置車両を撤去する手順!所有者特定~撤去までの道

ナンバーありの放置車両を撤去する手順!所有者特定~撤去までの道

ナンバーありの放置車両とは

ナンバーありの放置車両とは、一般的に公道や私有地に長期間放置され、ナンバープレートがついている車両のことを指します。

ナンバープレートがついていることから、所有者に所有権があることがわかります。しかし、所有者が放置車両を管理しておらず、場所や状態に問題があるため、撤去が必要となる場合があります。

放置車両は公道に放置されることもありますが、私有地に放置されることも多く、所有者との連絡や同意が必要となります。

ナンバーありの放置車両は、所有者の特定と連絡の手続きを経て、確実に撤去する必要があります。

放置車両の撤去は、私有地や公道の整備、美観の維持に関わる重要な課題です。所有者特定から撤去までの道のりを正確に把握し、適切な手続きを行うことが大切です。

放置車両の撤去手続きについて詳しく解説しますので、以下を参考にしてください。

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ナンバーありの放置車両を発見した時の初動について

私有地や公道などでナンバーありの放置車両を発見した場合、適切な初動を取ることが重要です。放置車両は所有者の了承なく撤去することはできませんので、以下の流れを参考に対処してください。

1. 警察に通報し確認する

まずは警察に通報し、放置車両の確認をしてもらうことが一般的です。警察に連絡する際はナンバーに関する情報や現場の詳細などを提供する必要があります。警察は所有者の特定や撤去のサポートをしてくれる場合もありますので、まずは相談してみましょう。

2. 所有者の特定を試みる

警察による確認が終わった後、所有者を特定するために情報を集めていきます。まずはナンバープレートや車体番号を確認し、それを基に所有者を特定することを試みます。ナンバープレートや車体番号の情報が分かる場合は、警察や車両管理機関に問い合わせることで所有者を突き止めることができます。

3. 車体番号の確認方法

車体番号が記載されている場所を確認します。国産車の場合、ボンネットを開けたエンジンルームの奥にある 「ダッシュパネル」と呼ばれる骨格部分に打刻されていることが多いのですが、外車の場合などは、ダッシュパネル以外にも、運転席のシートの下、タイヤハウスの右後輪の後方などに打刻されていることもあります。

所有者特定のためには正確な車体番号が必要ですので、じっくりと探してみましょう。

4. 車体番号が確認できない場合の対処方法

場合によっては車体番号が確認できないこともあります。その場合は、放置車両の写真を撮影したり、現場の見取り図を作成しておくことが重要です。これらの資料を提示することで所有者の確認ができる場合がありますので、詳細な情報を収集しておきましょう。

以上が、ナンバーありの放置車両を発見した時の初動の一般的な流れです。放置車両の所有者特定や撤去には手続きや費用がかかることがありますので、適切な手続きを行うためにも関連する情報を参考にしてください。

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ナンバーありの車が放置される理由3選

ナンバーありの車が放置される理由には、以下のようなものがあります。

  1. 私有地での長期駐車: ナンバーありの放置車両の多くは、私有地で長期間にわたって駐車されています。所有者がその車両を使用しない場合や放置してしまった場合に起こります。
  2. 所有者の不在や連絡不能: 一部の放置車両は、所有者が不在または連絡不能な状態にあるため放置されています。所有者が転居したり、連絡先が変わったりしてしまった場合に起こります。
  3. 事故や故障による使用不能: ナンバーありの放置車両には、事故や故障によって使用できなくなった車両もあります。修理費用がかかるため所有者が手放せずに放置してしまったり、放置車両としての価値がないと判断されたために放置されることもあります。

これらの理由によってナンバーありの車が放置されることがあります。放置車両の処理は所有者の特定や連絡、撤去手続きなどが必要となりますが、適切に対応することで問題を解決することができます。

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所有者の特定

ナンバーありの放置車両の所有者を特定するためには、いくつかの手続きが必要です。

警察への通報と確認

まず最初に、警察に放置車両の存在を通報し、所有者の確認を行います。警察はナンバーと車体番号から所有者を特定することができます。警察による確認が終わるまでの間、放置車両はそのままにしておきます。

ナンバープレートの確認

もし警察による所有者の特定ができなかった場合は、ナンバープレートと車体番号の調査を行います。ナンバープレートからは、ナンバーの発行地域や車両の種類を特定することができます。(車体番号の確認は事項で解説)

車体番号が記載されているのはどこかについて

車体番号は車両の構造やメーカーによって異なる場所に記載されています。一般的には、ボンネットを開けたエンジンルームのダッシュパネルというフレームなど、見えにくい場所に刻印されていることがあります。所有者特定のためには、正確な位置を知る必要があります。

車体番号を確認できない場合の対処方法

もし車体番号を確認できない場合は、他の手段で所有者を特定する必要があります。例えば、写真や現場の見取り図を提供することで、所有者の特定に役立つことがあります。また、警察に相談することで所有者の確認や撤去のサポートをしてもらえることもあります。

所有者への連絡

所有者への連絡は、放置車両の撤去手続きにおいて非常に重要なステップです。所有者に対して適切に連絡することで、協力を得ることやトラブルの予防ができます。

連絡方法

所有者への連絡方法は、車両に関する個人情報の保護やプライバシーに配慮しながら行う必要があります。まずは、ナンバープレートや車体番号から所有者の情報を特定し、郵送や電話で連絡することが一般的です。また、所有者が特定できない場合は、近隣住民や自治体などに通知し、所有者を探す手段を講じる必要があります。

連絡方法は、所有者への連絡先がわかる場合は直接連絡する方法が良いでしょう。所有者の特定が困難な場合は、警察や保管場所などに連絡し、所有者情報の確認や協力を仰ぐことも考えられます。

所有者からの反応と対応

所有者からの反応は様々です。所有者によって対応が異なる場合もありますが、協力的な場合もあれば、撤去に応じない場合もあります。

所有者からの反応があった場合は、撤去手続きや処分方法についての細かな説明をし、合意を得るよう努めましょう。所有者とのコミュニケーションを円滑に行うことで、トラブルの発生を避けることができます。

所有者への連絡で考えられるトラブル

所有者への連絡には、以下のようなトラブルが発生する可能性があります。

  • 所有者の連絡先が変更されている場合
  • 所有者からの返信がない場合
  • 所有者が撤去に応じない場合

これらのトラブルに遭遇した場合は、迅速に対処する必要があります。連絡先が変更されている場合は、近隣住民や自治体などに確認し、新しい連絡先を特定する必要があります。所有者からの返信がない場合は、再度連絡をし、確認を促すことが重要です。また、所有者が撤去に応じない場合は、法的な手続きを踏む場合もあります。

所有者とトラブルが発生した場合の対処方法

所有者とトラブルが発生した場合は、以下の対処方法を検討しましょう。

  • 所有者への再連絡
  • 警察や弁護士の助言を仰ぐ
  • 所有者との話し合いの場を持つ
  • 簡易裁判所に提訴する

トラブルが発生した場合は、所有者との再連絡を試みることが重要です。また、警察や弁護士からのアドバイスを受けることで、問題解決のための指針を得ることができます。所有者との話し合いの場を持ち、解決策を見つけることも重要です。解決策が見つからない場合は、簡易裁判所に提訴することを考えることもあります。

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ナンバーありの放置車両の撤去

ナンバーありの放置車両を撤去するためには、以下の手順を踏む必要があります。

ナンバーありの放置車両を撤去する手順

  1. 放置車両の所有者を特定します。ナンバープレートや車体番号を調査し、所有者の情報を確認します。もし所有者が特定できない場合は、警察に相談しましょう。
  2. 所有者に連絡を取り、放置車両の撤去を求めます。所有者の同意が得られる場合は、撤去作業を進めることができます。
  3. もし所有者が撤去に応じない場合、簡易裁判所に提訴することができます。裁判所の判決に基づき、放置車両の撤去を行います。

ナンバーありの放置車両撤去の注意事項

  1. ナンバーありの放置車両を撤去する際には、所有者の同意が必要です。所有者に対し、撤去の意思をしっかりと伝え、同意を得るよう努めましょう。
  2. 放置車両の撤去作業は、専門の業者に依頼するのが一般的です。撤去業者には経験と知識があり、効率的に作業を行うことができます。また、適切な処分方法も提案してくれます。
  3. 放置車両の撤去には費用がかかります。事前に費用の見積もりを依頼し、納得のいく価格で撤去を行うようにしましょう。

ナンバーありの放置車両の撤去業者とは?

ナンバーありの放置車両の撤去業者は、専門の業者です。彼らは放置車両の撤去作業を行うだけでなく、法的手続きや廃車手続きなどにも対応しています。撤去業者には経験と知識があり、迅速かつ適切に作業を行うことができます。

ナンバーありの放置車両の撤去業者に支払う費用の相場

ナンバーありの放置車両の撤去業者に支払う費用は、対応が必要な内容や引き取り場所までの距離など、状況によって全く異なります。ただし、撤去する車両の大きさや状態、撤去場所などによって費用は異なる場合があります。事前に費用の見積もりを依頼し、費用の範囲内で作業を行うようにしましょう。

放置車両撤去の費用

ナンバーありの放置車両に弁護士が必要な場合

ナンバーありの放置車両の撤去において、所有者との交渉が難しい場合や所有者が撤去に応じない場合は、弁護士の助けが必要となることがあります。弁護士に依頼することで、適切な手続きを行い、撤去を進めることができます。

ナンバーありの放置車両で弁護士に依頼した場合の費用と内訳

ナンバーありの放置車両で弁護士に依頼した場合、費用は以下のような内訳となることが一般的です。

  • 弁護士報酬
    無料相談で収まらない場合は、事務所ごとに定める費用
  • 諸経費
    裁判所への手数料や証拠の収集費用など
  • その他費用
    交通費や通信費など、その他の費用

なお、具体的な費用は依頼する弁護士や事案の内容によって異なるため、事前に相談し費用の見積もりを受けることが重要です。ちなみに、当社で関わった事例では、概ね30~50万円程度のケースが多かったです。

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撤去後の処理

放置車両を撤去した後、廃車の手続きを行う必要があります。

まず、廃車手続きを行うためには、車両の所有者を特定する必要があります。所有者が特定できた場合は、所有者に対して連絡をする必要があります。所有者に対して、車両の撤去が行われたことや廃車手続きについて説明しましょう。

廃車手続きには、自動車の解体業者や自動車検査登録事務所で手続きを行う方法があります。解体業者に車両を引き取ってもらい、解体手続きと廃車の手続きを一緒に行うこともできます。自動車検査登録事務所で手続きを行う場合は、廃車証明書や自動車税の滞納証明書などが必要となります。

また、放置車両の問題を予防するために、駐車場の管理や監視体制の強化を行うことも重要です。放置車両が発生しないような環境作りを心がけましょう。

さらに、放置車両の所有者に連絡すべきこともあります。放置車両の問題を解決するためには、所有者との連絡が欠かせません。所有者に対し、放置車両の問題が解決されたことや廃車の手続きが完了した旨を連絡し、問題の解決に協力してもらいましょう。

もし放置車両の所有者が車両のローンを返済中であり、まだ残債が残っている場合はどうなるのでしょうか。放置車両の所有者がローンの返済を行っていない場合、車両の所有権は金融機関にある可能性があります。このような場合は、金融機関と連絡を取り、適切な手続きを行う必要があります。

以上が、放置車両の撤去後の主な処理についてです。放置車両の問題を解決するためには、適切な手続きと連絡が必要となりますので、しっかりと対応しましょう。

まとめ

以上の手順を踏むことで、ナンバーありの放置車両を撤去することができます。放置車両の所有者特定や連絡、撤去の手順などを進めることで、私有地に長期間放置されている車両を解決することができます。

しかし、私有地の放置車両の撤去は難しい場合がありますので、問題解決には時間や労力がかかることもあります。車両の所有者特定や連絡の際には、関連する法律や手続きを遵守しながら進めることが重要です。また、放置車両問題の予防策についても考えておくことで、将来的なトラブルを防ぐことができます。放置車両の問題に遭遇した場合は、適切な手順を踏みながら解決に向けて取り組みましょう。

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